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公演終了!

皆様の御来場、誠にありがとうございました!



 2004年11月 東京・新宿歌舞伎町


 この冬一番の冷え込みと言われた晩だが、
 ここ新宿歌舞伎町は、熱気というか火照りというか異様な熱を帯びている。

 終電間近、JR新宿駅が封鎖された。
 爆弾テロ予告があったという。
 街は赤色灯で溢れかえる。
 装甲車からは、新宿から離れるようにと繰り返しアナウンスが鳴り響く。
 しかし、快楽を求め彷徨う旅人達が歌舞伎町から消えることはなかった。


 そんな晩に、女が一人殺された!?

 『日本の治外法権』とうそぶく「新宿笑猫亭(しんじゅくわらいねこてい)」で何が起こったのか?

 歌舞伎町のはじっこに吹きだまる行き場のない落ちこぼれ達の

 意地と命を賭けた手に汗握るサスペンスフル・コメディ!!


 ― 俺達には俺達の生き方がある ―



 


■ ■ 公 演 情 報 ■ ■  


【 HOTROAD 第13回本公演 】
新宿笑猫亭(しんじゅくわらいねこてい)

演出:金 佑宣 / 脚本:原田佳夏


【 日 程 】 2004年11月2日(火)〜7日(日) 全10回公演

公演日11/2(火)11/3(祝)11/4(木)11/5(金)11/6(土)11/7(日)
昼の部14:1514:1514:1513:15
夜の部19:1519:1519:1519:1519:1517:15
* 開場時間は開演時間の30分前です
* 印は特別公演
* 千穐楽(7日)は開演時間が通常より早まります
* 上演時間は1時間50分を予定しております


【 会 場 】 新宿スペース107 (約200席)
住所:東京都新宿区西新宿1-8-5 α107 B1F
電話:03(3342)0107
地図はこちらまたはこちら
新宿駅西口から徒歩5分


【 料 金 】 一般前売:3,200円 当日:3,500円
高校生以下:2,200円(学生証提示)
全席自由 (未就学のお子様のご入場はお断りさせて戴いております)
*5日(金)昼公演のみ2,200円にてご入場いただけます


【 チケット取扱い 】

オフィス・ホットロード
電話:03(3322)8232
公式サイト:http://hotroad-webtv.com/

チケットぴあ
電話:0570(02)9999 【電子チケットぴあ】(Pコード:783-504)
電話:0570(02)9988 (オペレーター予約・演劇専用)
公式サイト:http://pia.jp/t/

ローソンチケット
電話:0570(00)0403 (オペレーター予約・演劇専用)


■ 特 報 ■


こちらのページからお申込みされますと、特別割引にてお買い求め頂けます
(山田とゐち扱い専用のチケット申込みページとなります)



■ ■ キ ャ ス ト ・ 配 役 ■ ■  


キ ャ ス ト役 名役 の 説 明
    
高安年明―― チェシャ笑猫亭のオーナー。
徳 秀樹―― しげる笑猫亭の雇われマスター&用心棒。元警官
    
手呂内康佑―― ボス血も涙もない六羽組組長
金子拓也―― 水澤六羽組組員。未だ任侠道を突き進むヤクザ
山田とゐち―― 五條現役警官。借金の為ボスと癒着し警察情報を流している
岡村 光―― 順次六羽組組員。パシリ
    
井上甲子―― ダイナボスの愛人
杉山健一―― 基樹ホストクラブ『純情一路』のNo.1ホスト
服部華奈―― ありすイメクラ『不思議の穴のアリス』で働く風俗嬢。ダイナと親友?
中山 崇―― 京介ホストクラブ『純情一路』のNo.2ホスト
伊藤かほり―― 富士子夜な夜なホストクラブで豪遊する女。ボスの愛人で金庫番
    
大塚大作―― トミー若いサラリーマン。童貞くん
森川竜太―― マツ若いサラリーマン。ナンパ君
中山智香子―― うさぎ演劇青年と称する男に振られて頭がおかしくなった女
那須洋美―― ドルディあずさ2号に乗って松本へ行く事に固執する女
関屋洋一郎―― ドルダム駆け落ちを迫られている男
松波庄九郎―― アリイラク人と間違われるイラン人。日本国籍
    
沖森健一―― モンキー流しのダンサー
戸田佳世子―― クッキー流しのダンサー
清水宗史―― エンジェル  自称『新宿ひとり自警団』。実はヤクを売るヤクザ
斉藤千春―― ジュンキャッチの手伝い。シャブ中女
中西ひふみ―― ネネキャッチの手伝い。ジュンの友達
尾崎聡美―― サトミ流しのダンサー

*台本(決定稿)に書かれていた役名順
*印はHOTROAD劇団員(他は客演)
*青文字はホームページあり


■ ■ ス タ ッ フ ■ ■  


●演出:金 佑宣
●脚本:原田佳夏

●舞台美術:高橋あや子 ●音響:堀内宏史 ●照明:中山 仁(ライトスタッフ) ●宣伝絵画:光内亘利
●宣伝企画・デザイン:飯田佐和子、関菜穂子(a.platz)、杉山美法(STUDIO ACE SPICE)
●振付:戸田佳世子 ●演出助手:小松将臣 ●制作担当:広瀬 陽 ●印刷:大興印刷
●制作協力:小川香織、原田智秋、安池 卓 ●舞台撮影:田中健二、加藤誠一、松本貴史、中村明日香
●協力:ジャッカル・ビデオ、水野晴郎事務所、(株)手力プロダクション、アトムプロダクション

●制作・企画:OFFICE HOT ROAD

青文字はホームページあり


■ ■ メ ッ セ ー ジ ■ ■  


今年のゴールデンウィーク明け、オイラは生まれて初めて『5月病』になった。
仕事も芝居もプライベートもやる気が失せ、これからの自分の生き方を考えるといつもマイナス思考だった。

今となれば笑い話だが、唯一その時は、深夜に放送されていた『キン肉マンU世』を観ることと、通勤電車の中で読む『キン肉マン』と、プレステ2用ソフト『キン肉マンジェネレーションズ』をやるのだけが楽しみという何故か『キン肉マン漬け』状態でいたかった、そんな不思議な生活を送っていた。


そんな鬱状態のある日、とゐち通信宛に一通のメールが届いた。

『とゐち通信、楽しく拝見しました』
そして、その後にこうあった。
『ちなみに私はとある劇団の座付き作家をしています。』

えええええええええ!!!!座付き作家!??

座付き作家と言えば脚本家、劇作家と言うことじゃないか!(当たり前か・・・)
文章のプロにオイラの文章を褒めて貰った事にオイラの鼻も伸びました。
…いやいや、そういう話じゃなくて、すぐさまオイラはそのメールに『実は小生も俳優修行の身でございます』と返事を書いた。
そして何度かメールのやり取りをした後、お会いする事になった。
その人こそ、今回の作品『新宿笑猫亭』の脚本家、原田佳夏さんだった。
原田さんから、ホットロードの主宰であり映画監督であり今回の演出である金佑宣さんを御紹介頂いた。

金さんとお会いし映画や芝居の話で散々盛り上がった後『良かったら丁度今稽古してるから見ていかない?』と誘って下さり、是非ともという事で見学させてもらった。
稽古風景は『ホットロード』の名に相応しく、劇団員達はまさに『熱い道』を突き進む面々だった。
鬱状態だったオイラは、ここで芝居をやらせてもらえば自分がまた元の熱い男に戻れるそう感じられた。
何の迷いもなくオイラは稽古を見学するようになり、徐々に参加しはじめ、そして今回の出演が決まった。

まさに、劇団ホットロードはオイラにとって命の恩人である。
いや、鬱状態だったとはいえ、自殺しようとかそういうのは全く考えてなかったけれど、ホットロードとの出会いは、これからの人生をどうしたら良いかと迷い道に入り込んでいたオイラに、光を向け道案内してくれたわけだ。

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ただ単にネタだけを載せていて、しかもいつ新ネタが完成し更新されるか分からないようないい加減なHPを飽きずにいつも御覧下さる皆様には心から感謝しています。
今回この『とゐち通信』がきっかけで出会った運命的な『ホットロード』そして『新宿笑猫亭』。

『とゐちってどんな演技するんだろう?』

『実際のとゐちはどんな人なんだろう?』

こんな感じで単なる興味本位でも何でもいいです。
いつもこの『とゐち通信』に足を運んで下さる皆様にオイラを知って頂く為にも、是非この機会に『生とゐち』を御覧頂きたいと願うばかりです。
そして、皆さんとこの運命を共有したいと考えています。


それでは今後とも、『とゐち通信』ともども『俳優・山田とゐち』を応援宜しくお願いします!


2004年9月吉日  山田とゐち


― 追 伸 ―

当日劇場に足を運んで頂いた方の中で、もし『ちょっとだけ山田とゐちと話がしてみたい』と思われた方は、終演後、受付ロビーに向かいますので、オイラを見かけたら遠慮なく声を掛けてくださいね。